BioJapan 2025に出展いたします
北見工業大学バイオプロセス工学研究室は2025年10月8日(水)~10日(金)にパシフィコ横浜で開催される「BioJapan 2025」に出展します。
BioJapan 2025:https://jcd-expo.jp/jp/
新エネルギー産業技術総合開発機構(NEDO)ブース (C-53)
NEDO補助事業「カーボンリサイクル実現を加速するバイオ由来製品生産技術の開発」において、「データ駆動型統合バイオ生産マネジメントシステム(Data-driven iBMS)の研究開発」を実施しています。北見工業大学のグループは「AI支援培地最適化システム」を開発しています。本システムはこれまで実験的探索で多大な労力が必要であった培地組成の最適化について、少量多検体培養による培養データ収集と人工知能(AI)ならびに最適化アルゴリズム(ベイズ最適化・遺伝的アルゴリズム)を統合したシステムにより、効率的な培地開発を提案しています。本システムによりバイオものづくり開発におけるプロセス開発の初期段階に必須である培地設計の効率が格段に向上し、バイオ由来製品の上市の強力な後押しになると期待されています。
関連サイト
NEDO BioJapan特集ページ https://www.nedo.go.jp/events/EF_100173.html
NEDO channel https://www.youtube.com/@nedo_channel/videos
北見工大の動画 https://www.youtube.com/watch?v=OipOozyJxww
展示パネルダウンロード chrome-extension://efaidnbmnnnibpcajpcglclefindmkaj/https://www.nedo.go.jp/content/800031538.pdf
北見工業大学ブース (B‐50)
北見工業大学環境大善共同研究講座では、微細藻類の増殖を促進する細菌(microalgae growth promoting bacteria, MGPB)を活用した微細藻類等による光合成微生物を用いたバイオものづくりプロセスの効率化に関する研究を実施しています。当グループと環境大善株式会社は家畜排せつ物の処理液が微細藻類の増殖を促進することを見出し、その処理液から共培養により微細藻類など光合成微生物の増殖を格段に向上する新規MGPBを複数分離することに成功しています。産業用微細藻類等をターゲットとしたMGPBならびにMGPB由来の製剤を開発しています。
本事業は、中小企業庁補助事業Go-Tech事業(成長型中小企業等研究開発事業)により実施されている「高濃度MGPB培養法および微生物製剤の開発」により実施されています。
GoTech事業動画 リンク